2024年も無事に全員そろって始めることが出来ました。
いつもの大北神社でお参り。
今年は元日の能登地震で大きく心揺さぶられながらスタートしました。
災害級の地震で必ずと言って報道されるのが、木造住宅の被害。
本来は木造・非木造関係なく、古い住宅(旧耐震)の建物は同等に地震に弱いはずなのに、どうしても瓦の木造住宅が倒壊している映像ばかりが目立ってしまいます。
このブロクを書いている時点で死者100人を超えたと速報があります。
我々は住宅をつくる(新築)、なおす(リフォーム)を生業としている会社です。
絶対に自分の設計した住宅で死者は出したくない。
それは耐震補強設計にも同様のことがいえます。
当社は平成16年から始めた耐震診断が現在累計499棟を数えます。
耐震補強工事も累計65棟、住宅を倒壊させないように現在65棟の既存住宅の耐震化を終えているのです。
石川県は耐震化率が特に低い県の様です。
全国平均の耐震化率が87%(東京都は92%)に対し、輪島市は46%、珠洲市は51%。
私たちが行った65棟の耐震化はどれほどの効果があるのかわかりませんが、65家族の命は守れるよう設計・工事をしてきました。
日本に住んでいる以上、地震とは無縁ではいられないです。
私たちは住んでいる人の命を奪うような住宅だけは絶対につくらないと誓います。
被災地の皆様にはお見舞い申し上げます。