義理の弟が分譲住宅を購入し、ウッドデッキを自分で作ってみたいと言ってきました。
自分で作りたいのだが、何をどうすればいいのか全く分からない様子です。
これは手伝ってくれと言っているんだなと察しヒアリング開始。
中学校の技術教員の義父もノリノリです。
希望はメンテナンスフリー。しかし人工木ではなく無垢木で自分で作りたいと。
その結果、ハードウッドの「ウリン」を選択し夏休みDIYウッドデッキにチャレンジしました。
初日は基礎となる羽子板付き沓石を並べて終わりました。
材木を扱わないで終わった1日に義父は何か不満気の様子です。
2日目、3日目は束を立てて、土台をまわし、大引を渡して軸組の完成です。
2日間を要したこの作業は一番大変でした。
なにしろこの「ウリン」という材木は堅くて加工が大変でDIYには向いていない材木です。
それを承知で買っているのですが、キリもビスも何本も折れます。気持ちも折れます。
作業を楽にするために、大引受金物を使用したり、見えないところはフクビの屋外用プラ束を使用するなど、DIYとはいえ専門用品も交えて計画しています。
4日目は床を並べるだけ・・・のはずが、1日でこれしか進みませんでした。
恐るべしハードウッド。堅い!堅すぎる・・・。
5日目となる8月最後の日曜日です。
段々とウリンの扱いにも慣れてきて、幕板を貼って完成です。
仕上げのビス止めは義弟夫婦に任せました。
ウリンの堅さに参っているようです。
ビス止めを手伝ってもらっている間に、私は余った材料で階段をつくって完成です。
この「ウリン」という材木、清掃は必要ですが30年はノーメンテナンスで使えるもの。
ディズニーシーのデッキにも使われているようです。
気になるようだと、塗装やペーパーをかけるくらいですが、基本やらなくても良しです。
接合で使った金物が先に錆びる可能性があることと、数か月は樹液が出てくるので汚れに注意とアドバイスして終了です。