越後随一の豪農の伊藤家。
明治15年から8年がかりで建てられた本邸は敷地8,800坪、建坪1,200坪、部屋数65を数えます。
平成12年に国の登録有形文化財に登録され、平成21遺構保存のため、北方文化博物館となりました。
屋敷には16間半(約30m)の一本杉の桁があり、運ぶのに数軒の家を退かしたそうです。
材木を運ぶために近隣の家を壊すなんて壮大なスケールです。
また、立派な庭園を眺めるための工夫が「吊り欄間」
視界が遮られないよう、柱を抜いた構造となっています。
農地解放以前は、他人の土地を踏まずに弥彦神社まで歩けたという話しです。
ものすごい話しです。
北方文化博物館
自分のこと