BLOG橋本健二の建築士ブログ

変化いす作製

DIY

ペビー椅子を作製しました。

離乳食を食べ始めると足で踏ん張る力が必要なのだそうです。

色々と調べると「変化いす」というものがあるではありませんか。

ひとつの椅子をひっくり返すと成長しても使えるのだそうです。

さっそく設計に入ります。

材料の無駄にならないように、そして自分の家に合うように寸法を設定していきます。

ざっと6,000円でふたつ作れる寸法にしました。

ホームセンターで材料を買い、カットサービスで所定の寸法にカットしてもらいます。

自分で切るより正確ですし、ミリ単位の指示も受け入れてくれます。

クギやネジは使わずに穴を開けてダボで組み立てます。

やはり子どもが使う家具は金物を見せたくありません。

最後は舐めても安心のドイツ製塗料で2回塗りして完成です。

 

 

出来上がった椅子のサイズは幅35㎝、高さ30センチ、奥行き35センチ。

座面は12センチ、ひっくり返すと18センチです。

いつも使っているテーブルがパインの集成材なのでデザインを合わせてみました。

高さを30センチにしたのはテーブルの下に椅子を入れられるようにするためです。

本棚にも変化します。

テーブルにも変化します。

立てるとテーブルと同じ高さになるようにしました。

奥行きを35センチにしたのはこのためです。

さて座り心地はいかがでしょうか。

12センチの座面にしっかりと座ってくれています。

足が届かないと思いましたがちょうどいいですね。

ひっくり返して使えるようになるにはあと1年くらいかかるでしょうか。

 

今回かかった費用は

合計6,356円(材木代5,906円、カット代450円、塗料代0円)

構想2日、製作時間は3時間でした。

1個3,000円程度で世界に二つだけの家具が出来上がりました。