BLOG橋本健二の建築士ブログ

栃木県視察研修

地域のこと
東浦和連合商店会の研修で栃木県に向かいました。
まずは、宇都宮IC近くの道の駅「ろまんちっく村・松本社長」の講演。
松本社長はマスコミに多く露出している人物です。
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その後は東武宇都宮駅近くの商店街を視察。
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続きまして栃木市の蔵の街を見学。
私は集団行動からちょいと離れ、昨年指定された栃木県初の重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)を見学しました。
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ここは路面こそ整備されていますが、観光客もいなく、生活感あふれています。

住民の方が気さくに声を掛けてくれました。
重伝建に指定されてからは、私のようにガイドブックを片手にうろうろする人が多くなってきたそうです。
街道から少し離れた「岡田家翁島別邸」がおススメとのことでしたので行ってみました。

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趣きのある門をくぐるとそこには素晴らしい邸宅が建っていました。
大正13年に隠居所として建てられたもので、現在は登録有形文化財に指定されています。

残念ながら時間の関係(単独行動の上、集合時間に遅れるのは言語道断)で内部は見られませんでしたが、廊下には長さ13m、幅90cmのケヤキ一枚板、部屋には樹齢3000年の屋久杉の天井板が使われているそうです。

建設は10年がかり、金額は現在の価値で10億円だそうです。
・・・ということは坪1000万円(@_@;)

次回はもう少しゆっくり見学したい!
晴れの日に・・・。