赤坂プリンスホテル(現グランドプリンスホテル赤坂)が今年3月末で営業を終了し解体されます。
代々木体育館、東京都庁などを手がけた丹下健三氏の設計です。
そして、にわかに注目を浴びているのが超高層ビルの解体技術。
日本での超高層ビル第1号「霞が関ビル」(地上36階建て、高さ147メートル)が1968年に完成以来、国内には高さ100メートル以上の超高層ビルが700棟程建設されましたが、解体された建物は菊竹清訓氏の設計による「ホテルソフィテル東京」(地上26階建て、高さ112メートル)の1例しかありません。
テレビでよく見るダイナマイトでの爆破では日本の建築物は壊れません。
日本では下層から壊し建物を下に落としていく「だるま落とし工法」が世界で初めて開発されました。
鹿島が開発したその新工法は話題を呼び、解体現場への見学者は4000人に達したそうです。
国内の高層ビルは構造上は60~100年程度持つと言われているが、欧米などでは30~40年で解体されるケースが多いといいます。
住宅事情とは真逆ですね。
赤プリはまだ開業からまだ27年。
地上40階建て、高さ138メートルあり、本格的な超高層ビル解体の最初のケースになると、もっぱらの評判です。
おそらく解体が始まると世間を騒がせることになるでしょうね。
解体前の赤プリに行ってきた
自分のこと