
『延々と張りめぐらせた壕と土塁、かやぶき屋根の堂々たる表門の奥に、往時の威風を映す。
旧笹川家住宅は、江戸時代に旧村上藩の大庄屋を務め、味方組八ヵ村を支配していた笹川氏の旧屋敷です。』
とあります。(新潟市HP)

中庭の風景です。
この住宅には土庇というものがあり、雪国の工夫だそうです。
雪囲いを土庇の柱に並べて取り付けることにより、雪から障子戸を守り、土縁は屋内の通路として保たれます。
また、土庇は庭の照り返しを軒裏で反射させ欄間越しに部屋の奥まで光を導きます。

こんな光の反射でしょうかね。
昔の人はよく考えたものです。