夏の日差しを遮るにはいろいろな種類がありますが、一番効果的なのは窓の外で遮断すること。
日本古来の葦簀(よしず)や簾(すだれ)などはよく考えられていたものです。
しかし耐久性が悪く、毎年交換するのも大変です。
そこで、外部用に作られた耐久性のあるロールスクリーン。
これが最も費用対効果のある夏対策と思われます。
写真は当社モデルハウスの2階東側窓。
日の出から差し込む日射対策として東側に取り付けました。
一部実験の為に一枚だけスクリーンを畳んで効果測定しました。
結果は下の写真です。
朝9時の気温は30度、室温は24度。
スクリーンを下げているところのガラス温度は27度。
スクリーンを上げているところのガラス温度は32度でした。
5度の表面温度以上に日射を遮る効果は絶大と思われます。
注目すべきは内壁も室温と同じ24度ということ。
エアコンの能力を上げるよりも住まい方の工夫でエアコンを小さくすることが出来、電気代も抑えられることが出来ます。