耐震診断などインスペクションの依頼が増えてくると同時にカメラの種類も増えてきました。
最近は合理化を図るためにこの数種類のカメラを使い分けるようになっています。
これは普通の防水・防塵・耐衝撃のデジカメ。
普通のデジカメだと半年位で壊れてしまいます。
これは360度撮れる全天球カメラ。
部屋の中央でシャッターを1回切れば天井・壁・床が全て1枚に収まるので後の確認に重宝しています。
これは、赤外線カメラ。
壁の温度や窓の温度、壁の中の筋かいや雨漏りまで見えることがあります。
これは最近買ったウェアラブルカメラ。
どうやって使うかというと
アタマに付けて床下を這いずり回ります。
床上ではスタッフが涼しい顔でお客様と観覧します。
Bluetoothで床上と会話ができるので、私は解説しながら床下を這いずり回るのです。
シャッターは上のスタッフがiPadで押します。
コレ、結構便利です。
「え?橋本さんの方が潜るの?」
とお客様にいつも心配されますが、私が潜るのです。
私が潜ることで
自分の目で確かめることができます。
自分の手で触ることができます。
自分の体で湿気や風を感じることができます。
ただ、大引に引っ掛かって先に進めなかったり、根太に挟まれて潜ることすらできない場合も多々ありますが、その場合は『調査不可能』になりますが許してください。
インスペクションのカメラ
インスペクション耐震診断