4月19日は今季初の真夏日(最高気温30度)が予想されていました。
高性能住宅は夏暑いと考えられがちですが、そんなことはありません。
外部の熱を室内に入れないのも高性能住宅の特徴です。
真夏日が予想される前夜にナイトパージをすることで冷房いらずの一日を過ごすことが出来ました。
ナイトパージとは早朝や夜間に涼しい外気を取込み室内の熱を逃がして冷房費を少なくする方法です。
まずは夜間に窓を開けて涼しい外気を取り込みます。
この窓はドレーキップ窓といって、換気のために少しだけ開くことのできる窓です。
これ以上は開かないので防犯にも適していて開けっ放しで就寝することができます。
涼しい外気を取り込むだけでは意味がなく、室内の熱を逃がさなければなりません。
ロフトにある小さい窓を開けることでここから熱が逃げていきます。
ここはロフトなので泥棒はこの窓に外からたどり着くことはできません。
開けっ放しで就寝することが出来ます。
さて、夜の10時にナイトパージを開始して明朝6時にどうなったかというと、室温は25度から22度にさがりました。
下がりきったところで開けていた窓を全部閉めます。
さらに窓の外のアウターシェードを全部下して、日射を防ぎ、室温の上昇を防ぎます。
結果真夏日にはなりませんでしたが、最高気温29度、その時の室温は25度となりました。
暑くなってきたから窓を開けるのではなく、涼しい夜間のうちに窓を開け、暑くなってきたら窓を閉める。
高性能住宅は外部の熱気は室内に入ってこないので快適に過ごすことが出来ます。
最高気温29度でもエアコンいらずで一日を過ごすことが出来ました。