こんな新聞広告を見かけました。
業者紹介サイトの広告です。
画面上でリフォーム希望を入力すると複数社と商談できるという。
そして絞った複数社から匿名で見積もりをとり、断るときはクリックひとつでよいそうだ。
もう一度言います。
匿名で商談ができ、断るときはクリックひとつでよいそうだ。
多くの方が違和感を感じることと思います。
違和感を感じつつも、その手軽さから利用してしまう。
これは自分で信頼できる業者を探せない人が多くいるということなのです。
知人から紹介してもらうのが良い業者を見つける方法のひとつです。
または、地域で長く営んでいる工務店も良いですね。
しかしどうしてもインターネットに頼らざるを得ない状況の人もいる。
人と人との繋がりが薄くなってきたのか。
地域に根ざした工務店が少なくなっているのか。
どちらにしてもインターネットの業者紹介ビジネスが成り立つことが寂しいです。
実は当社も仕事がうまくいかない時、業者紹介サイトへの登録を考えたことがあります。
しかし、ネット対応がうまくなるよりも、不器用でもお客様と会って人間性を伝える、一生懸命さを伝える方に時間を割いた方が良いと判断しました。
(もうひとつに費用の理由もありますが・・・笑。)
信頼関係を築くのは時間がかかります。
逆に崩れるのは早いです。
私はあと40年くらい働けます。
時間はかかってもお客様との一生のお付き合いを大事にしていきたいと思っています。
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