メゾネット、テラスハウス、ワンルーム、3LDKなど、現代の賃貸を表現する言葉がいくつかありますね。
江戸時代には「九尺二間【くしゃくにけん】の裏長屋」というものがありました。
代表的な庶民住宅です。
九尺=約2.7メートル
二間=約3.6メートル
大きさとしては6畳ほどの部屋が連なっていたのです。
この大きさに家族3~4人で住んでいるんですよ。
玄関、流しもついてますから、部屋としては4畳半です。
江戸時代では畳は高級品ですから、庶民の長屋は板の間。
布団もない時代ですから大変だったでしょうね。
というのが耐震博覧会の帰りに、江戸東京博物館で学んだことです。
ちなみに江戸東京博物館の高さは、江戸城の天守閣と同じ62メートル。
マンション20階相当です。
現存の松本城の2倍もあり、江戸城は超巨大建築物でした。
九尺二間
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