先日は冬至、一年の中で最も太陽高度が低くなる日です。
この日の太陽高度を把握しておかないと、温熱環境の設計はうまくいきません。
モデルハウスの「みんなのおうち」では冬至の翌日(12月22日)の午前10時の日当たりを撮影しました。
東側、南側合計11個の窓に陽がまんべんなく当たっていることが分かります。
この日射取得により住宅内の室温を上昇させます。(日射取得)
もちろんカーテンは全開です。
上昇した室温を保つのに欠かせないのが断熱です。
窓が多いと断熱に不利ですが、少ないと室温上昇に不利です。
このバランスが重要なのです。
その時室内では、高さ2mの窓からはその位置から3mも室内に陽が入ります。
十分に日射 を取り入れた住宅内は無暖房で室温24度~26度にまで上昇します。
湿度も50%、洗濯物を部屋干しすると60%を保ちます。
じゃあ、夏は暑いのか?というとそうではありません。
この11個の窓は夏には日が当たらなくなります。(日射遮蔽)
その写真は夏至の日までのお楽しみ。