
1966年に前川國男設計により建てられた埼玉会館は50年の時を経て前川建築設計事務所により改修されました。
たしか私が小学生の頃、初めて見た映画がここ埼玉会館でした。
タロジロの「南極物語」だったと記憶しています。

日本のモダン建築の巨匠前川國男は独特の高低差をつくることで有名ですね。
おかげでいつも帰るとき迷います。

だからエレベーターはこんな表示になっちゃいます。
地上1階も地下1階も外につながります。

もうひとつの特徴は打ち込みタイル。(パンフレットの表紙になるくらいです。)
タイルを先に貼り、後からコンクリートと流し込む工法です。
これ改修時にピンで留めているんですけど、建築当時の穴と改修時のピン、分かりますか?
マニアックすぎてわかりませんね。

何はともあれ受付キレイ。

ホワイエキレイ。

トイレキレイ。
一年半かけた改修工事でキレイになっていました。
