BLOG橋本健二の建築士ブログ

建築国際交流

仕事のこと
日本は言わずと知れた地震大国です。
同じようにフィリピンでも多くの地震が発生します。

フィリピンの構造研究者が日本に来ています。
宇都宮大学の先生と、工学博士の佐久間さんと、フィリピンの研究者、行政職員とで意見交換会を行っています。

そこになぜか私は迷い込んでしまいました…。

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しかし、多くの興味ある話を聞けました。

フィリピンにはアメリカから導入した立派な建築基準法があるそうです。
マニラは大きなビルが建っていますからね。

もちろん杭基礎。
でも少し離れたマカティでは杭は打たないそうです。

ちなみにマンション価格は50万円/坪くらい。
日本とあまり変わらないですね。


しかし、これは都心の話。
地方へ行くとこうなる。

ブロック1~1


おそらく建築中の一般的なブロック住宅。
このブロックが手作りの場合もあるという。

こうなると建築基準法はあってないようなもの。
いわゆるノンエンジニアが自分で建てることが多いそうです。

フィリピン人研究者は耐震診断・耐震改修と公的補助を自国で構築するべく日本に学びにきたそうだ。

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交わされる言語はいんぐりっしゅ。
パワポもいんぐりっしゅ。

ビーム、コラム、パイル、ブレース位は理解できましたが…。

おかげさまで
「レトロ‐フィット【retrofit】:補強」
という言葉を覚えました。