BLOG橋本健二の建築士ブログ

戸建住宅の液状化対策

仕事のこと
読売新聞一面に液状化の記事が出ていました。

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記事によると、関東学院大学の調査で、250メートル四方で一カ所でも液状化が起こっていれば一地点として数えた結果、国発表の3倍になったとかいてあります。

偶然にも同日、埼玉県が主催する液状化対策セミナーに出席しました。

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講師は東京電機大学教授。
あまりこの新聞記事には触れませんでした。

液状化対策で重要なのか土地の歴史を知ること。
これは地場の工務店や設計事務所であれば詳しく知っていますね。

次に、液状化しやすい層がどれ位の深さなのか知ること。
深ければ液状化しても地上の住宅は被害を受けないことがあります。
浅ければ対策工事を講じる必要があります。

今のところ住宅が建つ小さな土地で使える工法は限られています。
もっと開発が進み、安価な工法が出てくることを期待しています。


埼玉県液状化関連ページ
http://www.pref.saitama.lg.jp/page/ekijyoukatop.html

さいたま市液状化関連ページ
http://www.city.saitama.jp/001/011/004/p019612.html