夫の年収370万円+妻のパート100万円=総年収470万円
しかし、920万円の生活費がかかるので、440万円の借金をする。
そして現在は9,000万円まで借金が膨らんでしまった。
これ何の話だか分かりますか?
100万倍してみると、
収入(所得税、法人税、消費税など)37兆円
その他収入10兆円
公債44兆円
借金残高900兆円
そうです、日本の話なんですね。
日本の税金は「申告納税制度」を採用しています。
納税者が自ら申告をして税額を確定させ、納付する制度です。
しかし、サラリーマンには「源泉徴収」+「年末調整」という制度があり、税金を支払っている感覚が少ないのが現状です。
では、実際にどれくらいを税金を支払っているのか。
租税負担率(税額/国民所得)
スウェーデン 47.7%
イギリス 37.8%
フランス 37.0%
ドイツ 30.4%
アメリカ 26.4%
日本 24.6%
つまり前出の370万円の年収ですと91万の税金を支払っていることになります。(あくまで平均です。)
諸外国では税金を「支払う」ではなく、「預ける」という感覚が強いと聞きます。
ですからスウェーデンのように5割近くを税金で納めても異論は出にくい。
5割も税金を「支払って」しまうと手取り年収は200万を切ってしまいますが、行政サービスが良くなる分、案外暮らしはラクになるかもしれませんね。
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