BLOG橋本健二の建築士ブログ

相続のはなし「相続税増税」

書籍・DVD・新聞記事
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新聞記事の片隅に書かれている増税の話。
昨年の年末には、相続税増税のニュースが少し騒がれましたね。

相続税とは、亡くなった方(被相続人)の財産を相続や遺言によって財産を取得したときに生じる税金です。
取得した財産が一定額以下であれば、相続税はかかりません。

ちなみに被相続人ひとりあたりの平均課税価格は2億1744万円、平均税額が2505万円。

「相続税を払うほど、金持ちじゃないよ」と関係ないような人もそうではなくなってきたかもしれません。
というのも、11年度税制改正大綱には相続税の税率の改正の他に基礎控除の縮小などが盛り込まれたのです。

???

簡単に言うと、今までは大金持ちだけの話が、中金持ちにも課税されるようになったのです。

例えば、夫婦、子2人の普通の家庭の夫が亡くなった場合、
今までは
5000万円+1000万円×3人(妻、子2人)=8000万円以上の資産を相続するときに課税され、
これからは
3000万円+600万円×3人(妻、子2人)=4800万円以上の資産を相続するときに課税されるのです。


成立すれば今までは全体の4%程度にすぎない課税対象者が、倍になるとも言われています。

一方で消費を活性化させる狙いとして、20歳以上の子、孫への贈与は一般よりも5~10%低い税率を適用する考えで、コチラは減税で良かったです。






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