2日間にわたり、重要文化財の耐震調査に行ってまいりました。
対象は埼玉県内の重要文化財数十箇所。
私達の担当は川越の仙波東照宮と喜多院です。
1日目は東照宮。
ここは普段立ち入り禁止区域です。
しっかりと調査します。
床下も食いつくようにして見ています。
と思ったら、潜り込む人まで・・・。
どうやら床下には新しい発見があったようですよ。
目をキラキラさせながら、ホコリだらけで出てきました。
2日目は喜多院。
毎年数十万人もの初詣客が訪れる喜多院はもう新年の準備に入っております。
この山門も調査対象です。
慈眼堂。
賽銭泥棒が入ったことがあるというこの建物は中側からステンレスで補強してありました。
現役の鍵です。
鐘楼門。
住職に脚立を用意してもらい鐘の隙間からよじ登ります。
高さや柱の太さなど実測。
今回は重要文化財という特殊な建物の耐震調査。
文化庁からの依頼で3年位前に立ち上がった事業です。
この経験を生かすことはこの先ないと思われますが、貴重な体験となったことは間違いないです。
重要文化財の耐震調査
耐震診断