入社１０年でリーダーとなった人に向けて書かれた本です。
ちなみに私は入社１１年目の当年とって３４歳。
最初から結構ガツンと書かれていて一気にのめり込みました。
リーダーとは「他人を通じてことを為す人」
プレイヤーとは「自分の力でことを為す人」
この二つは根本的に異なる能力であり、リーダーとして君は新米である。勘違いしてはならない。
人を動かすこと関してはド素人であることを認めなくてはならない。
さらにはこんなことも書かれていました。
「喉の渇いていない馬に水を飲ませることはできない（英語のことわざ）」
リーダーにできることは喉の渇きを感じさせることであり、水のありかを教えてあげること。決して無理やり水を飲ませることではない。
最初の４ページで目が覚めました。
分かっていたつもりでも実は分かっていなかったこと。
ぼんやりとしていたことがはっきりと見えてきたこと。
そしてなによりも新米・ド素人だということ。
十年取って１年目の新米のつもりで取り組んでいこうかと思います。