BLOG橋本健二の建築士ブログ

モデルハウスに10人がやってきた

仕事のこと

2月21日に「さいたま家づくりネットワーク」の定例会で新潟の「住学(すがく)」をお招きしました。

「住学」は新潟を中心とした建築士、職人、工務店を中心にメーカー、学生、住まいを検討中の施主などが参加している任意団体です。

年会費ゼロで、都度実費割り勘で運営していて、2018年に開校して増殖し続けている現在では会員は1000人以上。
H Pもないそうです。

今回のセミナーでは会の成り立ちや運営方法を聞きました。

 

2日目は埼玉の家づくりの見学会ということで当社のモデルハウスと、ハイシマ工業のモデルハウスをご覧いただきました。

 

偶然にも当社のイベント開催中でしたので、その空き時間で住学10名を招き入れることが出来ました。

1階では歴史のある既存柱や制揺装置の説明。

皆さんが一番興味持たれたのが既存欄間を使った浴室でした。

この浴室はTOTOのハーフユニットバスで、壁天井には桧の板を採用しています。

天井の一部には既存欄間を設置していて、ここから湯気が2階へゆっくりと移動することで冬の加湿を補っています。

天井裏に照明を設置して欄間の隙間から明かりがこぼれる仕組みになっています。

 

ロフトにも上っていただき、エアコン1台による夏の冷房システムもご覧いただきました。

 

最後は庭で記念写真です。

モデルハウスに10人以上招き入れることが出来ると判明しました。

住学の皆さんはこれから新潟に変えられるそうですが、最強寒波のなかとてもお疲れ様でした。